2023/09/23 20:15

-SOU-の金属アレルギー対策

◼️シルバー925
◼️ステンレス
-SOU-では扱うアクセサリー素材はこの2つだけ。
「金属アレルギー起こさないアクセサリー」をテーマに調べに調べた結果、これらの金属素材に辿り着きました。

確かに他にも金属アレルギーを起こしにくいとされる金属がありますが、価格が高額で高級ジュエリーに分類されるので、-SOU-では扱っていません。例えば次のような素材などです。
◼️ゴールド(金)
◼️プラチナ(白金)

※ めっき素材としてはゴールドやロジウムなどの金属が使われています。

金属アレルギーと金属素材

もちろん、金属アレルギーはどの金属でも発症する可能性があります。
しかし、現実的には金属でないアクセサリーは魅力にかけてしまいます。そこで、一般的にアレルギー頻度の高い順に金属素材を並べ、可能性の高い金属を避けて着用するのが良いでしょう。
一般的に報告されているアレルギー反応が起きやすい順序は、水銀、ニッケル、コバルト、スズ、パラジウム、クロム、銅、白金、亜鉛、金の順となっています。代表格とされるのは、ニッケル、コバルト、スズの3大金属です。
この3大金属の中でもニッケルは群を抜いて日本人など黄色系人種にアレルギー反応が出やすいと言われています。なので、アクセサリー業界でアレルギー対応商品とされるものは「ニッケルフリー」と表記される場合が多いです。

ニッケルフリー

このニッケルフリーですが、つぎの2つの条件が必要です。
⚫︎【素材】として表示されている地金(じがねと読みます:主たる金属)に含まていない、または、ステンレスのように強い皮膜で守られている。
⚫︎めっきの素材やめっき下地に含まれていない

-SOU- の商品は全てこのニッケルフリーに該当するものだけを扱っていますので、安心してお使いください。
※ ニッケル以外の金属にアレルギー反応が出る場合はすぐに使用をやめ、必要に応じて皮膚科などお医者様にご相談ください。

シルバー925

シルバー925は92.5%の銀を下地素材として、7.5%の割金素材を合わせた金属でスターリングシルバーとも呼ばれています。7.5%の割金は細かな装飾品加工に必要な適度な硬さを作るために使われいます。
実はこの割金素材でアレルギー対応の品質が変わってきます。-SOU- では「シルバー925」と表記してい商品には割金としてニッケルを含んでいない品質の良い素材だけを厳選していて、使用されている割金素材は銅と亜鉛だけの商品を選んでいます。
また、表面にはプレーティング(めっき)が施されていて、シルバー色はロジューム、ゴールド色は金(18Kなど)を素材としてプレーティングしています。
※ ロジュームは金属アレルギーを起こしにくい金属とされています。

ステンレス

あれ?ステンレスってニッケルが入っているんじゃないの? その通りです。
正確にいうとステンレスはニッケル素材を微量ながら含んでいますが、金属アレルギーを起こしにくい素材とされています。
そのひみつは、他の金属と異なり汗などをかいてもニッケルが溶け出しにくいバリヤーに守られているからです。この正体は、ステンレス素材の表面が大気に触れると酸化が起き、表面に酸化被膜(正しくは不動態皮膜と呼ばれます)が作られ、これがバリヤーとして汗や水分が内部に浸み込まないように働いてくれます。仮に、このバリヤーが傷ついてもそこが大気に触れることで再度修復されます。
この被膜バリヤーが汗や水分を内部に寄せ付けないので、素材の中のニッケルがイオン化して外部に溶け出すのを防いでいます。


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